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Cocochi blog::直島観光
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直島観光
先週末、小豆島に行く用があったので

足を伸ばして直島に寄って来た。


直島には日本では3人と1組しかいないプリツカー賞受賞者のうち

安藤忠雄氏とSANAAの作品がある。

こんな小さい島に・・・。すごくない?

(プリツカー賞は建築会のノーベル賞。今年はSANAAが受賞。)


『本村ラウンジ/西沢立衛 設計』
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後から知ったが、5月にしては記録的な大雨だったようで

海は荒れる。風は吹く。

船は揺れるわ傘は裏返るわで

トラウマになるくらいのずぶ濡れの直島観光だった。


当初ベネッセハウス、地中美術館、家プロジェクト、

直島町役場などなど、滞在5時間で強行スケジュールの予定だったが、

雨のおかげで移動をバスに頼らざるを得ず、

まともに見れたのは地中美術館だけ。


バスの本数が少ないので待ち時間が長い上、

一度は定員オーバーで目の前でドアを閉められ、

30分ほど途方に暮れるはめに。

雨さえ降っていなければレンタサイクルで移動したのに・・・。


『地中美術館チケットセンター/安藤忠雄 設計』
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非常に悔しい思いをしたが、地中美術館には感動した。

特にモネの『睡蓮の池』の展示と

ジェームズタレルの『オープンフィールド』。

この2つはヤバい。感動。言葉がありません。


モネの展示スペースに至るまでの明暗のコントロールと

アプローチから少し斜めに見えてくる『睡蓮の池』。

真っ白な壁に掛けられた『睡蓮の池』の存在感と

天井から落ちてくる柔らかな光で満たされた空間は

ある種、宗教的な儀式の場であるような感覚さえする。


ジェームズタレルの『オープンフィールド』はただただ驚きの体験。

あれはもう体験した人にしかわからない空間。

8人ずつ交代でスタッフさんの指示に従い鑑賞するカタチだったのだけど、

鑑賞している人の動きまで

作品にコントロールされているような気がした。

(後で気になって美術館に問い合わせてみたら、作家本人と美術館の意向で

そのような鑑賞スタイルになっているとのことだったが、

どこまで意図的にやっているかはわからない。)


黄色いかぼちゃ
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遠い・・・。


『直島町役場(一応・・・)/石井和紘 設計』
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フェリー乗場に向かうバスから撮ったけど

標語の看板にモロかぶり・・・。

日経アーキに載ってるの見て楽しみにしてたのに

ゆっくり見れず。


赤いかぼちゃ
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『海の駅なおしま/SANAA 設計』
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軽くてミニマル。

このさりげないディテールを実現するために

一体どれだけのスタディを重ねているんだろうか・・・。


直島・・・。いつかリベンジしに来ます。


おまけ:瀬戸内の海(杉本博司『海景』シリーズ風)
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