2009-10-17 23:57:35
隈さん講演会
木曜日、隈研吾さんの講演会に行ってきた。
隈さんの建築というと、内部と外部とのインターフェイスとしての
外皮(外壁)の取扱いが特徴的だが、
講演の中で紹介されていた最近のプロジェクトでは
構造形態に対して新しいアプローチを試みられているようで、
とても興味深かった。
話の中に、無理を言うクライアントや
他の建築家に対する皮肉(?)っぽいコメントも
時々出てきて、会場の笑いを誘っていた。
講演会の帰りに思ったのだが、
隈さんにしても他の建築家の方にしても
こと「光」の取扱いについてのアプローチは多く見受けられるけれども
温熱環境に対する新しいアプローチはあまり見たことがない。
ゼネコンが設計するビルなどでは
カーテンウォールに組み込まれた換気システムなど
新しい試みと言えるのかも知れないが、
いわゆる建築家と呼ばれる人たちの作品では
そういったことが語られることは少ないと思う。
光と影によって空間が形作られると言っても過言ではないだろう。
過去の偉大な建築家たちも
そこに設計の大きなテーマをおいていたことも間違いない。
だがしかし、温熱環境もまた建築を作る上で重要なテーマであり、
建築家が取り組まなければいけない一つのテーマである。
コルビュジェのように写真写りを意識して
フォトジェニックな建物を設計するばかりが
建築家の仕事ではないのだ。
隈さんの建築というと、内部と外部とのインターフェイスとしての
外皮(外壁)の取扱いが特徴的だが、
講演の中で紹介されていた最近のプロジェクトでは
構造形態に対して新しいアプローチを試みられているようで、
とても興味深かった。
話の中に、無理を言うクライアントや
他の建築家に対する皮肉(?)っぽいコメントも
時々出てきて、会場の笑いを誘っていた。
講演会の帰りに思ったのだが、
隈さんにしても他の建築家の方にしても
こと「光」の取扱いについてのアプローチは多く見受けられるけれども
温熱環境に対する新しいアプローチはあまり見たことがない。
ゼネコンが設計するビルなどでは
カーテンウォールに組み込まれた換気システムなど
新しい試みと言えるのかも知れないが、
いわゆる建築家と呼ばれる人たちの作品では
そういったことが語られることは少ないと思う。
光と影によって空間が形作られると言っても過言ではないだろう。
過去の偉大な建築家たちも
そこに設計の大きなテーマをおいていたことも間違いない。
だがしかし、温熱環境もまた建築を作る上で重要なテーマであり、
建築家が取り組まなければいけない一つのテーマである。
コルビュジェのように写真写りを意識して
フォトジェニックな建物を設計するばかりが
建築家の仕事ではないのだ。